ハイウェイペンギン 感想

惰性で見に行った。
→引きこもっていたから。レイトショーが品川で観れるということを知り、ちょっと興奮気味に行った。

興味を持ったきっかけは、4畳半神話体系で好きになった森見登美彦さんが書いた小説だったから、たまたま手に取った。

その時読んだ印象としては話がごちゃごちゃしてつまらなかった。

だからあまり期待してなかった。
あ、でも宇多田ヒカルが主題歌を歌っていて、どうしようかな〜と悩んでいたけど、
それが大きな後押しになった。

ペンギンハイウェイは、森見登美彦さんらしい世界観が出ていた。

ひねくれてるような、理屈っぽい男の子がいて、それに摩訶不思議な世界観が炸裂する。

この森見さんの描かれ方が好き。

ただ四畳半神話体系に比べると、
癖がなくてちょっとがっかりした感覚はあった。

それで良くも悪くもって感じで、中々。

めちゃくちゃ面白かったというわけではないけれど、そこそこ楽しめた。感じ。

予想できる範囲内だったな〜と。

微妙だった点は、
お姉さんの声→そのうち慣れた。
→徐々に可愛くなっていった。

あと主人公の頭の使い方、
言い回し方が小学生離れしている。

おかしい。

ペンギンが可愛かったのと、
映像の迫力は良かった。

あとラストのシーンのペンギンと共に突撃していくシーン。

ここら辺はポイント高い。

この物語→成長やおっぱい、面白い世界観があるから成り立っている。あと主人公がちょっとおかしいのも、非日常感が出ている。

そんなこんなで、
気晴らしには良かった気がする。

ただ宇多田ヒカルの曲が世界観がハイウェイ・ペンギンそのまんまだから、何か予想通り。

自分は非常感を求めていたのだろうか?
それとも共感できる映画を求めていたのだろうか?

映画を見ていると自分自身のコンパスを整えるのにもってこい。何を求めていて、何が不足しているか自分の尺度を見つめ直すことができる。

そんなこともおもったりした映画だった。




ハイウェイペンギンのあらすじ
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