フォレストガンプ 感想
3、4年前に感動した映画で、
友人と話してた時に話題に上がって、
内容がぼんやりしてた映画があったからそれを見てみた。
フォレストガンプという映画。
なんでかわからないけれど、
フォレストガンプの家が印象的だった。
その家は湖が近くにあって、庭が広くて印象的だった。
それが憧れになり、そして湖の近くに家を建てたいという記憶がすごく残ってた。
僕は自然が好きで、それが綺麗だと尚更テンションが上がる。
それが庭にあるって最高じゃないか。しかも広い。
家が小さかったから、広い庭に憧れ、それで望むようになったのかなっと思う。
そんなこんなで印象に残っていた映画で、
知的障害がある主人公のフォレスト・ガンプに劣等感が凄まじかった自分を重ねてた。
そうすると泣けてくる。
だから色んな意味で好きだった映画で、久しぶりに見たくなった。
その映画はあるレビュー記事によると、
現代アメリカ史の流れをさらうような映画で、
アメリカン・ドリームの良い側面と負の側面を描いた、
アメリカ人が見ると、自分の青春期を思い出しつつ見て本当によく共感できる映画らしい。
フォレスト・ガンプは知的障害を追っていて、
それゆえに馬鹿にされて、見下されていたわけだけど、
でも素直で真面目で、優しくて。
それにフォレスト・ガンプは知的障害が故に、一個のことに没頭するととんでもない力が発揮される。
色々あるんだけど、
・まともに歩けないと判断されていたため、拘束具をつけていたけど、いじめっ子に追い回されていた時に拘束具が外れめちゃくちゃ早く走れるようになり、挙げ句の果てには、アメフトの大学リーグで大活躍。
・頭が単純なため、軍に入ったらめちゃくちゃ素直に手早く動き、超優秀な戦士に。
・軍の施設でたまたまやり始めた卓球が、はまりプロ選手までに。
もはやネタか。と言えるほど、知的障害を武器にひたすら前向きに進んでいった。
そんなガンプに影響され、
道を外して行ったものたちは、戻っていく。
ガンプが片思いしていた子や、軍の大尉などなど。様々な人たち。
友人もあんまりいなかったし、
嫌われていたはずなのに、全然捻くれずに、
とても素直だったところが魅力的だった。
しかも優しい。
こんなに魅力的な主人公はなく中々ない。多分誰しもが、劣等感を感じている部分はあると思うから共感できる部分はあると思う。
この映画では、健常者と障害者の対比で描かれている部分がある。
一般的には、健常者>障害者だと思いやすいが、
物語を通し同じ人間として、認められていく。
この映画の舞台のアメリカでは、日本とは違って不平等が大きい国。
だからより平等や自由が叫ばれる。
実際に自分がアメリカに行った時もホームレス見かけた。
こんな感じで、アメリカならではの、
素直で優しい素敵なガンプの映画でした。
ただちょっとストーリーの波が退屈に感じてしまうかもしれません。
それでも差し引いても見て損はないですよ。